2024.09.18 暮らしサーキュラーエコノミー食・オーガニック地球環境SDGs

身近に実践できるサステナブル、6つのポイント

特別なことではなく、市民が日常生活で取り組める具体的なサステナブルアクションを、わかりやすく6つのポイントにまとめました。



サステナブルな生活は、特別なことをしなくても、日常の中でムリなく取り入れることができます。

 

個々の行動が積み重なれば、環境への影響を減らし、より持続可能な社会をつくり出すことが可能です。

 

市民が日常生活で取り組める具体的なサステナブルアクションを、わかりやすく6つのポイントにまとめました。

 


 

1. エネルギーの節約を意識する

エネルギー消費を減らすことは、環境に与える負担を軽減するための基本的なアクションです。たとえば、以下のような行動が効果的です。

 

・省エネ家電を選ぶ

電化製品を選ぶ際には、エネルギー効率の良いものを選びましょう。

エアコンや冷蔵庫、洗濯機など、日々のエネルギー使用量が大きい家電は、省エネ性能が高いものに買い替えるだけで、大きなエネルギー削減につながります。

 

・使わない家電はこまめにオフに

テレビやコンピュータ、充電器など、使っていない家電はこまめに電源を切ったり、コンセントを抜いたりする習慣をつけることで、無駄な電力消費を防ぐことができます。

 

・太陽光発電の活用

家庭用の太陽光発電パネルを導入できる場合、クリーンエネルギーを日常的に利用でき、さらに余剰電力を売電することも可能です。

いまでは大掛かりなソーラーパネルを屋根に設置しなくても、ポータブルなソーラーパネルと発電機を組み合わせれば、日常的に電気を自給できる時代です。

 

 

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2. 食品ロスを減らす

食品ロスは、環境に大きな影響を与える大きな問題の一つです。

食品の廃棄を減らすことは、資源のムダ遣いを防ぎ、環境負荷の軽減にもつながります。

 

 

・計画的な買い物を心がける

スーパーなどで食品を購入する際には、必要な量だけを買うようにし、ムダな買いすぎを防ぎましょう。

また、余った食材は別の料理に使うなど、工夫して食材を余らせて捨てしないようにしましょう。

 

・フードシェアリングサービスの活用

最近では、賞味期限が近い食品を安く購入できるフードシェアリングサービスが広まっています。

こうしたサービスを利用することで、食品ロスを減らしつつ、お得に食材を手に入れることができます。

 

・自家製コンポストを活用

食べ残しや調理くずをコンポストにすることで、堆肥を作り、家庭菜園や庭の植物の土として活用することができます。

これにより、ゴミを減らし、環境に優しい循環を生み出します。

 

3. リサイクルとリユースを推進する

ゴミの削減もサステナブルな生活の大切な要素です。

リサイクルやリユースを徹底することで、資源を有効に使い、環境への負荷を減らすことができます。

 

・ごみの分別を徹底する

プラスチックや紙、金属など、再生可能な資源は必ずリサイクルに出すようにしましょう。地域のリサイクルルールに従い、正しく分別することで、資源をムダにしない習慣を身につけることができます。

 

 

・中古品の購入や譲渡

家具や家電、衣類など、不要になったものは捨てるのではなく、リサイクルショップやネットのフリマアプリを利用して他の人に譲ったり、中古品を購入することで、資源の再利用が促進されます。

 

4. 環境にやさしい移動手段を選ぶ

日常的に利用する交通手段を環境に配慮したものに変えるだけでも、大きなインパクトがあります。特に都市部では、エコな移動手段が豊富にあります。

 

・公共交通機関の利用

自家用車の利用を減らし、バスや電車などの公共交通機関を利用することで、CO2の排出量を大幅に削減できます。

特に通勤や通学の際に、できるだけ電車やバスを利用することが推奨されます。

 

・自転車や徒歩で移動する

短い距離なら、自転車や徒歩で移動するのも一つの方法です。

これにより、排出ガスを削減するだけでなく、健康的な生活習慣を取り入れることができます。

 

 

5. エコな商品を選ぶ

日常的に購入する商品を環境に配慮したものに切り替えることで、持続可能な消費行動を促進できます。

 

・エコバッグやマイボトルの使用

レジ袋やペットボトルの使用を減らすため、エコバッグやマイボトルを持ち歩くことが習慣化されつつあります。これにより、プラスチック廃棄物の削減に貢献できます。

 

・フェアトレード商品やオーガニック製品の購入

環境に優しい製造方法でつくられた商品や、フェアトレード認証を受けた商品を選ぶことで、サステナブルな生産と消費のサイクルを支援することができます。

 

・エシカル消費の推進

生産者や生産過程をたどることにより、サステナブルな納得のできる生産物や商品を選ぶことができます。

 

 

6. 身近なコミュニティでサステナブルな活動に参加する

個人での行動も重要ですが、地域やコミュニティでのサステナブルな活動に参加することで、より大きな影響を与えることができます。

 

・地域のゴミ拾い活動に参加する

地元で開催される清掃活動や環境保護イベントに参加することで、地域の美化に貢献し、環境問題に対する意識を高めることができます。

 

 

・サステナブルなイベントに参加する

フリーマーケットやエコイベント、ワークショップに参加することで、楽しく学びながらサステナブルな生活のヒントを得ることができます。

 

・エコヴィレッジに見学に行って体験する

最近ではエコヴィレッジが増えてきています。農業を実践しながら、コミュニティづくりを進めるイベントに参加して、新しいムーブメントを体感するのも新鮮な学びとなります。

 

 


 

このように、日常生活の中で少しずつサステナブルな行動を取り入れることは、誰にでもできることです。特別なことではない、小さな一歩が、未来の地球を守る大きな力になります。